シンポジウム「森林が主導するネイチャーポジティブ~生物多様性の研究と実践の最前線~」【第2回】
2021年のG7サミットでのネイチャーポジティブと30 by 30の宣言、2022年の昆明・モントリオール生物多様性枠組みの採択、そして2023年に計画されているTNFDの最終版の公開など、生物多様性の損失を食い止めるための国際的な取り組みが加速しています。国内でも、2023年には生物多様性国家戦略の閣議決定や農林水産省生物多様性戦略の改定など、それに歩調を合わせた政策が展開されており、官と民による取り組みが今後重要となっていきます。
世界的に見ても森林は生物多様性を保全する上で重要な場であり、とくに日本では森林が陸域生態系の約7割を構成します。したがって、森林は日本における生物多様性保全の中心的存在となりうる場であり、森林セクターの関係者は日本の生物多様性の損失を止めて回復軌道に乗せていくネイチャーポジティブを主導できるのではないでしょうか。
このシンポジウムでは2回に分けて森林の生物多様性の最近の研究成果、及びそれに関わる民間の取り組みを紹介・共有します。生物多様性にかかわるさまざまなステークホルダー間での議論を深め、今後、森林セクターは日本のネイチャーポジティブの実現に向けてどのように貢献できるか、について考える場としたいと思います。
実施主体:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
開催日:2023年12月6日(水曜日)(13時00分~16時00分)
開催場所:オンラインにて開催
募集期間: -
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