令和5年度 木材を活用した学校施設づくり講習会【東京】
木材は、建築物の部材として、柔らかで温かみのある感触を与えたり、室内の湿度変化を緩和させ快適性を高めるなどの優れた性質があると言われており、学校施設への木材活用は、豊かな教育環境づくりを進める上で大きな効果が期待できます。しかし、木材の活用にあたっては、建築コスト、維持管理の手間、防火上の対策などへの懸念の声が聞かれ、地方公共団体としての木材利用推進体制の充実や地域材の供給・流通システムなども課題となっています。
文部科学省では、背景で挙げたような課題を解決するための一助となるよう、木材活用に関する施策やCLTなどの新たな建材の説明、専門家による特別講演、地方公共団体の取組紹介、木材学校施設の具体的な事例紹介等を通じて、地方公共団体や木材関連企業、設計者等のみなさまによる、木材を活用した学校施設づくりの取組を支援しています。