一般的に、CLTパネル工法に限らず木造一般建築物は、設計自由度が高く断熱性に優れている等、さまざまな利点があります。
一方で遮音性能に関しては、床における重量衝撃音の測定結果が、RC造に比べ劣っている点等、
設計する上で配慮することが望ましいと考えられます。
本講習では、CLT建築物の遮音設計について、2014年から2022年の9年間に(一財)日本建築総合試験所と
(一社)日本CLT協会の遮音WGメンバーを中心にまとめた成果を、「遮音解説マニュアル」として整理し解説します。
9年間の成果では、CLTの床及び壁の遮音性能について、残響室での性能試験(壁17仕様、床35仕様)、
および遮音実験棟での性能試験(床81仕様)を行っており、中にはLL-45、LH-45のレベルを達成したものもあります。
その全ての測定結果を「遮音データシート」としてまとめ、「遮音解説マニュアル」に掲載しました。
今後、設計者がCLT建築物の遮音設計をする上で、有用な指針として幅広く活用されることを期待します。
実施主体:一般社団法人日本CLT協会
開催日:2024年11月1日(金)~2025年1月31日(金)
開催場所:オンラインにて開催
募集期間: - 2025/01/24
募集期間:2025/01/24 まで
募集期間: から
講習会種別講習会・セミナー
講習形式web・オンライン
講習内容遮音・振動
工法CLTパネル
対象者意匠設計者
対象者構造設計者