この度、設計者・施工者などのプロユーザーおよびデベロッパー等をターゲットに、東京の木 多摩産材を使って東京都の補助金を活用するためのノウハウをお伝えする1DAYイベントを開催します。[ 第一部 ]13:30〜15:00●設計者セミナー 13:30~14:30【登壇者】 住友林業株式会社 建築事業部 丸谷 周平氏(技師長) 大西 宏明氏(グループマネージャー) 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。 2030 年までの長期ビジョン「MissionTREEING 2030」では住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林のCO2 吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、社会全体の脱炭素に貢献することを目指しています。 今回ご紹介する「上智大学四谷キャンパス15 号館」は社会人教育や地域交流の拠点として計画された建物です。都市部の建築でありながら、SDGs 実現への活動の一環として、環境負荷が少なく森林資源の循環利用推進での地球環境への貢献に繋がる木造での計画が選択されました。異なる太さの木材を交差させた格子で覆われた外観は、建学の理念に連なる「多様性」「他者との交流」「対話」「相互協力」を表現しています。多様な人々との出会いの中で自然と会話が生まれ、議論が深まる空間になることを期待したデザインです。 もうひとつの「東京農業大学青雲寮」は、大学所有の奥多摩演習林からスギ180 本を含む国産材を活用した純木造の建物です。学生が林業の研究・実習で利用する演習林の木々に触れることで、木材の生産から加工・利用までを一貫して学ぶこともできます。また、入寮した陸上競技部選手にとって木造建築が心身の健康や競技パフォーマンスに与える効果を立証するため、入寮後に同大の協力を得て木の効果について検証します。検証結果は快適な空間づくりと木造建築の価値向上につなげます。●補助金ミニ講座 14:30~15:00 東京の木 多摩産材や国産木材を活用した東京都内の建築物に使える補助金「にぎわい施設で目立つ多摩産材推進事業」「木の街並み創出事業」「中・大規模建築物の木造木質化支援事業」の概要と、よくあるご質問等についてご説明します。[ 第二部 ]15:15〜18:00●補助金個別相談会 15:15~18:00※予約優先具体的に補助金活用を検討している方に向けた個別相談ブースをご用意しています。検討事例が、実際に補助金対象になるのかなど具体的にご相談をお受けします。●MOCTIONツアー15:15〜18:00 随時開催(10分程度) ※申込不要モデルオフィスエリア、自治体展示エリアをはじめ国産木材を使用した製品を展示する「MONTHLYCOLLECTION」、都市に多くの炭素を貯蔵することをコンセプトとした「カーボンストックファニチャー」、館長 隈研吾に関わる展示「隈研吾ライブラリー」など、ご案内いたします。
実施主体:MOCTION
開催日:2025年7月31日 13:30~
開催場所:新宿パークタワー5階 セミナールーム
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