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都市構造再編集中支援事業 やかげ西町イベント広場整備
1.概要 当事業地は，矢掛町が所管する土地であり，
令和2年12月に選定された重要伝統的建造物群保存地区
内にあるが，長年空き地で，多くの伝統的な町家・家屋を残し宿場町の歴史的な様相を伝える町並みを阻害 するものとなっている。
令和3年3月には，道の駅「山陽道やかげ宿」が開業し，町道本陣通り線では無電柱化や舗装高質化等の 整備が行われている。さらに，近年古民家をリノベーションした商業施設が次々とオープンし，日曜朝市やマ ルシェが開催されるなど，さらなる観光客の増加や新たな賑わいの創出が見込まれる中で，地域住民と観光 客が交流できるイベントエリアの整備が求められている。
このことから，歴史的町並みの活用と保全の推進，及び商店街をはじめとする周辺観光地への誘導及び回 遊性の向上を目的とし，地域住民がおもてなしの主役となれるような施設の整備を行った。
また，当初計画では，旧山陽道に接した箇所については開口部としていたが，「矢掛町矢掛宿伝統的建造 物群保存地区保存活用計画」に沿った修景が必要となったため，伝統的建造物の修景を行い，防災拠点とし ての整備を行い，令和5年10月29日に竣工した。