建てるのなら、木造で 木造建築・木材のメリットと特性 ~中大規模木造プロジェクトにはさまざまな可能性が秘められています~

健康効果と環境貢献

ストレスの抑制など、健康への効果が報告されています。
温室効果ガスの削減など地球環境負荷を軽減します。

木材には人の心身に働きかけるさまざまな効果があります

木材は、その香りや触りごこちにより、血圧を低下させるなどストレスを小さくすることが報告されています。

また、多孔質なので室内の湿度をある程度一定に保った過ごしやすい環境づくりが可能になること、コンクリートやタイルなどに比べて熱が伝わりにくいので触れるとぬくもりを感じること、衝撃吸収性がありやさしい肌ざわりをもつことなどの特徴があります。

木造や木材を使用した建物は子どもからお年寄りまで健やかに過ごせる空間づくりに役立ちます。

木の香りを人体への作用・癒し効果

作用・癒し効果樹種
快眠、ストレス軽減ほとんどの樹種(αピネン効果)
発汗、脈拍生業同上
冷えの軽減同上
高血圧制御ヒノキ、ヒバ
爽快感、疲労感の軽減ヒノキ、トドマツ
鎮静(α、β波の増大)ヒノキ、ヒバ、スギ、アカマツ、アラスカシーダー、ベイマツ、ベイスギ材
運動量の増加ヒノキ、トドマツ
去痰ユーカリ
胃粘膜の防御因子の増強一般的針葉樹材
鎮咳サクラ樹皮
亜硫酸ガス脱臭作用、
アンモニア脱臭作用
ヒノキ、ヒバ
抗菌ヒノキ、ヒバ、サワラ、ネズコ、タイヒ、ユーカリ
防蟻ヒノキ、ヒバ、サワラ、コウヤマキ、イヌマキ、センダン
防ダニヒノキ、ヒバ、サワラ、スギ、アカマツ、ベイヒバ、ベイスギ
防虫クス、センダン、ユーカリ

原典=(一財)日本木材総合情報センター「木材住居環境ハンドブック」木材利用相談Q&A100
出典=(公財)日本住宅・木材技術センター「木材と木造住宅Q&A108」(2008年2月)

地域の材を使うと、地域経済の活性化に寄与します

木材の利用は、産地における林業の生産活動を活発にし、雇用の機会を創出します。また極力産地に近い場所で、木材の製材・加工・販売を行うと、同様に雇用の機会が創出されます。一方、木造建築の建設に携わる事業者の仕事の機会提供にもつながるものです。木材を地域で生産・利用することは、その地域内のさまざまな産業の事業チャンスを生み、地域経済の活性化につながります。

木を建物に使うことは炭素の固定、CO2の排出削減につながります

樹木は、光合成によって大気中のCO2(二酸化炭素)を取り込み、木材の形で炭素を貯蔵しています。このため、木材を建築物に用いることは、大気中のCO2を固定することにつながります。例えば、木造住宅は、鉄骨プレハブ住宅や鉄筋コンクリート住宅の約4倍の炭素を貯蔵していることが知られています。

また、木材は、鉄やコンクリート等の資材に比べて製造や加工に要するエネルギーが少ないことから、木材の利用は、材料製造時のCO2の排出削減につながります。

住宅(約41坪)1戸あたりの炭素貯蔵量と材料製造時の炭素放出量

原典:大熊幹章(2003)地球環境保全と木材利用,全国林業改良普及協会:54.、岡崎泰男,大熊幹章(1998)木材工業,Vol.53-No.4:161-163.
出典:林野庁「森林・林業白書」

さらに、材料製造時・輸送時及び建設時等におけるCO2の排出量をみると、住宅の場合、木造は鉄筋コンクリート造・鉄骨造の6割程度、事務所の場合、木造は鉄筋コンクリート造の4割程度、鉄骨造の7割程度と少なく抑えられることが報告されており、建設時にも環境負荷の軽減に寄与しています。

床面積あたりのCO₂排出量推計値の構造別比較

「建物のLCA指針」、日本建築学会、p. 158( 2006) より作成

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