建てるのなら、木造で 木造建築・木材のメリットと特性 ~中大規模木造プロジェクトにはさまざまな可能性が秘められています~

火災に対する安全性

火に対する木材の特性と現代の技術を活用して、
十分な火災安全性を確保できるようになっています。

木造の建物は人命を守るため、主要な構造が「燃え抜けない」「燃えて壊れない」などの性能を確保することが法律で定められています。

木は、着火すると表面は燃えるものの、表面に空洞を持った炭化層を形成します。これは断熱材にも似て、熱が木材内部に侵入するのを防ぎます。木材の断面が大きいと炭化層が均一につくられるので、なかなか燃え進みません。つまり、木は表面が燃えてもゆっくりと燃え、「燃え抜けにくい」性質をもっています。

この木の性質を活かして、木材を構造材や仕上材に使っても、火災に対して安全性を確保できるさまざまな方法が実用化されています。また、木造の構造体が「燃えて壊れない」ための耐火性の高い部材も実用化され、多様な用途や高層の建物が木造で建てられるようになっています。

木製パネル加熱実験の様子左:加熱面、右:非加熱面は手で触ることが可能(木製パネルの燃え残り厚さは40㎜)

構造に対する安全性

効率のよい多様な手法を活用して、
十分な構造安全性を確保できるようになっています。

地震への耐え方には違いはありますが、法律で定めている目標性能が同じである限り、木造だから耐震性能が低いということはありません。木造の建物は軽いのが特徴で、鉄筋コンクリート造などより地震力が小さくなることから、適量の構造壁で耐震性とプランニングを両立させることが可能です。

また木造には、耐震性能をあげるさまざまな方法があり、コストを調整しやすい構造であること、耐震性能を高めるための工事を比較的容易に行えるという特徴があります。

耐久性とメンテナンス

寿命化のために適切な設計と維持管理を。
時を経た木の美しさを味わえます。

木材は経年により美しく変化する素材で、木造建築は長寿命化につなげることができます。木造建築の耐久性は、設計と建築後のメンテナンスで確保します。

木材の耐久性を低下させる原因は水分・湿分です。工法や材料の選択により、この水分・湿分をコントロールすることができます。また、将来的な維持管理を見据えて、補修しやすいつくりにしておきましょう。

建築後には木部の耐久性を損なわないために定期的にメンテナンスしていくことが大切です。

設計段階で考慮する、木造の耐久性能維持のための手法

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